ここでは「出演者(キャスト)」関わるリスクについて考えてみます。
ぼく自身は法律の専門家ではありませんのであくまでも以下は私見にはなりますが、あなたがこの件を判断するための材料としては多くの示唆があると考えています。
検挙(逮捕)のリスクはある
先に結論を言いますと、この場合の危険を「当局から検挙される」という点に絞ると「リスク有り」ということになるでしょう。ただし、それを極力回避する方法もあると考えています。
2025年9月上旬、海外アダルト配信サイト「STRIPCHAT(ストリップチャット)」を通じてわいせつな行為を生配信していたとして、警視庁が東京都のライブ配信会社社長、および同社の女性マネジャーや無職女性2人を逮捕したというニュースが報じられました。警視庁は、同社が2023年2月以降、少なくとも1億円以上の収益を得ていたとみているとのことです。
(当該記事のスクショはこちら:sankei.comより)
過去に「FC2ライブ」でもこのような検挙事例がありましたが、多くの場合多額の収益を申告しなかったことによる脱税容疑から税務署も同時に動いていた可能性もあるでしょう。
海外のライブチャットサイトであるSTRIPCHATは、海外の法律に準じているため、日本国内のチャットサイトのような性器露出の禁止規定はありません。制限が無いと言うよりもむしろ性器露出が当たり前の世界です。そのようなサイトに日本国内に住む日本人が出演し、性器露出などのパフォーマンスを行っているとしたら「公然わいせつ罪」違反として検挙の可能性は当然あるわけで、実際先に示したように摘発事例も発生しています。
日本におけるライブチャットの業界団体「日本ライブチャット協会」には、警察より情報提供の依頼が来ているようで、FANZA、チャットピア、マダムライブなどの国内のライブチャットサイト運営元と共に順次海外サイトへの巡回を行っているという話も聞きます。日本の法律を順守して運営している国内のライブチャットサイトにとっては、絶大な人気と収益性の高い海外ライブチャットは邪魔で根絶したい存在として標的となっているのでしょう。
つまり、日本の当局およびサイト運営元、業界団体などが必死で海外ライブチャットを日夜巡回し、日本人配信者が性器露出などをしていないかパトロールしているということになりますね。当局は税金で仕事としてそれを行っているわけです。
エージェントを仲介するリスク
特に目を付けられやすいのは、キャスト(配信者・パフォーマー)としてサイトに直接登録している個人配信者よりも、エージェントを仲介している配信者だと考えられます。冒頭の検挙例がまさにそれです。
ライブチャットのエージェントとは、サイトとキャストの間に入り、キャストへの報酬の支払いや配信スタジオ、衣装、アダルトグッズなどを提供して中間マージンを得る業者のことで、多くのキャストを傘下に抱えることで運営されます。
その中には、キャストに対して今述べている「危険性をきちんと説明していない」あるいは「キャストの同意を得ていないパフォーマンスを強制している」悪質なエージェントも一部存在しているようです。
当局による検挙は「これをするとつかまるぞ!」という見せしめとしての要素が強いため、こじんまりと配信している個人配信者よりも、よりインパクトの強いエージェントとその傘下の女性をまとめて検挙する方が効果も高く、担当部署の成果としても納得感があるはずです。また、一人のキャストを追うよりも複数のキャストを同時に追うことで、キャストやエージェントの特定がされやすいでしょう。
当然「公然わいせつ罪」に抵触しない配信を徹底しているエージェントやキャストは検挙の対象にはならないと思われますが、「公然わいせつ」の定義はとてもあいまいなので、国内チャット並の自己規制しないと大丈夫だとは言えないかもしれません。
身バレのリスク
身バレ(本人特定)のリスクは常にあります。容姿や声、服装や配信部屋の様子、会話の内容など、特に配信頻度の高いキャストは身バレのヒントをその分多く提供しているわけで、常連視聴者ほどその情報が蓄積されていくものです。例えば「今、台風がすごい」などといったキャストの発言で、住んでいる地域がある程度絞られる場合もあるわけで、加えてつい出てしまう方言などからさらに限定範囲が狭まったりします。
また、ストチャなど大手のライブチャットサイトは様々なアダルトサイトにライブ配信中キャストの映像などを含む広告が多く露出されるので、ストチャにアクセスしていなくてもキャストの姿に触れる可能性もあります。
絶対に身バレしたくないキャストは万全の対策を講じる必要があります。
録画や流出のリスク
ストチャは全世界から多数の視聴者が集まっているため、その分録画や流出のリスクが非常に高いです。はっきり言って、定期的に配信しているキャストは、まず100%録画が流出すると考えてもいいでしょう。
パブや有料でのパフォーマンスは簡単に録画できます。それを個人だけで楽しむ分には致し方ない部分もあろうかと思いますが、それをエロサイトに投稿して収益を得ている悪質な視聴者や違法サイトも存在しています。
また、それらの画像や動画がダウンロードされ、再拡散されることも充分も考えられます。一度拡散されたものは根絶がほぼ不可能。デジタルタトゥーとして永遠に残るリスクもあります。
結論
これらの実情をふまえると、STRIPCHATに関わるキャストやエージェントは、常に様々なリスクを抱えているグレーゾーンにいるということになります。
結局、パブ・有料に関わらず日本の法律内で配信することが、まずはこれらのリスク回避につながるという結論になるわけですが、うまくすると1回の配信で数十万円稼げてしまうという現実がリスクにまさってしまうということなのでしょうね。

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